今後ワードプレスのECサイトが増えてくる5つの理由
スポンサーリンク

最近はワードプレスで構築されたウェブサイトをよく見る様になりました。

ホームページを持っていない方もこれから作るという方も、名前は聞いた事があるのではないでしょうか?

ワードプレス単体でも非常に優れているシステムですが、プラグインを追加することによって更に強化することができます。

ワードプレスに特定のプラグインを入れる事で、ワードプレスでECサイトを作成する事も出来ます。

日本で一番有名なプラグインは、公式等にも情報が公開されているWelcartです。

海外ではWooCommerceというECのプラグインが人気がありますが、私たちは今後日本では、ワードプレスにショッピングの機能を導入したECサイトが増加すると考えています。

なぜワードプレスにショッピングの機能を導入したECサイトが増加すると思うのか、その理由についてご説明したいと思います。

 

ショップとブログを同じサイト内に作りメディア化できる

従来のECサイトと大きく違う点はECサイト自体をメディア化できることです。

元々ワードプレスはブログに特化したシステムなので、メディアを作るという点においては優れています。

つまりカート機能を持つWelcartのプラグインを入れることにより、簡単に「メディア + EC」のサイトを作ることができるのです。

メディア化することによって商品やサイト自体に興味を持ってもらい、またサイトに訪問してもらいやすくなります。

商品の良いところ等をより具体的に伝える事ができ、購入後のイメージがわきやすくなり、想像してもらうことにより購買してもらえる可能性は高くなるでしょう。

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店さんは上手くメディア化できているECサイトの良い例です。

北欧、暮らしの道具店

通販の部分とコンテンツの部分が上手く共存した作りになっています。

北欧、暮らしの道具店

参考:北欧、暮らしの道具店

このようにお客様目線になってHow to情報を配信することによって、従来のように導線を作らなくても直接検索からサイトに流入し購買してもらう事ができますし、質の高い情報を発信することによってサイト自体にファンを作る事もやりやすくなります。

そのことによって、商品の利用シーンやイメージを強く伝えることができます。

 

商品を登録して並べていれば売れる時代は終わった

また、メディア化することの重要性はお客様に興味を持ってもらうことにあります。

お客様は興味のある物、興味を持った物を購入します。

ですから、ただ売ろうとするのではなくまず興味を持ってもらう事が大切なのです。

商品を登録さえしていれば売れる、商品をWEB上に並べてさえいれば売れる、というような状態は既に終わっています。

もしそのように考えているECやWEB担当者の方がいるとすれば、その考えは捨ててください。

お客様は見るプロです。

WEBも進化すれば、当然見るお客様も進化します。

国内だけでもECサイトは10万サイト以上あると言われており、これからも増えていくことでしょう。

ファンを作るという行為ができるかできないかが、今後EC業界で生き残っていけるかどうかの別れ道になります。

 

細分化してターゲットを絞ったサイト作りに適している

ワードプレスをEC化するプラグインのWelcartはどちらかというと、規模が大きくないECサイトの作成に向いています。

最近では商品やサービスを細分化し、ターゲットを絞ったサイト制作や広告をする事が当たり前になっています。

何故ターゲットを絞る必要があるのかと言いますと、「よりわかりやすく」が求められており、またお客様との間接的なコミュニケーションが求められるようになったからだと私たちは考えています。

製作者側や提供する側の考えのままでいると、どうしてもユーザーを無視したサイトにしてしまう傾向にあります。

余談にはなりますが、例えばバナーの言葉の意味どころか、バナー自体がクリックできるということさえわからないユーザーも現実には多く存在しています。

今では何でも取り扱っている、何でもできるというような専門性の低い商品やサービスは売れにくくなっていますし、そんなに膨大な商品点数になるサイトを立ち上げる人も少ないかと思います。

というよりそのようなECサイトは、アマゾンやその他大手ECサイトなどがその役割を果たしているので、一から戦ったところで、日本の人口は限られていますし、到底勝てるわけがありません。

それはさておき今後の事を考え、小規模〜中規模の小売事業者は、Welcartとワードプレスを組み合わせてECサイトを作成する事をお勧めします。

それでは何故「今後」なのかをご説明します。

 

ワードプレスは検索において優遇される

検索において今現在では明確な正解というのはありませんが、Googleが公式にワードプレスを選択することは賢い選択だと言っているように、検索においてワードプレスで作成したサイトが評価されるようになっていくのは間違いないと思います。

事実従来のよく言われていたSEO対策の一部は、劇的に効果が落ちて来ています。

またモバイル表示に対応していないサイトは、徐々に検索順位を下げていくというような、Googleからの公式な発表が過去にありました。

このように、常に検索の世界も変動があります。

 

デザイン性の高いサイトが短期間で作成可能

ECサイトを一から作る場合、それなりの時間がかかります。

その点ワードプレスであれば既に素晴らしいテンプレートがいろいろな企業やユーザーからリリースされていますので、それらテンプレートを有効活用してあげることで時間を抑えて制作することが可能です。

最近ではレスポンシブデザインに対応しているテンプレートが多いので、デザイン性の高い時代に合ったECサイトを時間を抑えて作成することができます。

 

価格や商品情報テキストの修正や更新•画像の差し替え程度の作業なら自分でできる

まだこのEC業界が始まったばかりの頃はHTMLの知識が不可欠で、テキストや画像を修正したあとサーバーにアップロードして、また直す場合はHTMLタグをいじってまたアップロードして・・・

というような多大な労力がかかっていました。

しかし現在では時代が変わり、システムが進化することにより、インターネットブラウザ経由で管理画面から比較的簡単に操作することができるようになっています。

それでもシステムによっては使いにくいなどありますが、その点ワードプレスは更新のやりやすさに定評があります。

ある程度使い方を覚えてしまえば、テキストの修正くらいならすぐにできてしまいますし、追加のプラグインを入れてカスタマイズすることによって、商品の写真に差し替えや追加も驚くほど簡単にできるようになります。

 

こだわるのはデザインの質ではなく発信していく情報の質

上記で説明した通り、それなりのデザインのWEBサイトを作ろうと思えば、今の時代は知識がそんなになくても作れてしまいます。

しかし、情報発信というところに関しましては、ほとんどの企業ができていないのが現状です。

それは何故か?

そこそこクールなデザインを作るより、情報発信をしていくことの方が遥かに難しいからです。

だからこそ、情報発信をしっかりとできる企業は、これからも生き残っていけるのです。

アトラクティブガイア株式会社では、デザイン出身の企業ではありますが、現在は情報発信に重きを置いてお客様をサポートさせていただいております。

 

WordPressでECサイトを作るデメリット

ここまでWordpress(ワードプレス)でECサイトを作るメリットを教えて、持ち上げてきましたが、何でも最高という物はありません。

もちろん、Wordpress(ワードプレス)でECサイトを作成した場合のデメリットもありますので、ご紹介したいと思います。

大規模ECサイトに向いていない

WordPress(ワードプレス)でECサイトを作成した場合は、大規模ECサイトには向いていません。

おおよその目安にはなりますが、商品点数が1000点を超えるような場合には向いていません。

そのような場合、システムに負荷がかかりすぎて重くなり、Wordpress(ワードプレス)のメリットを活かしにくいでしょう。

登録商品点数が1000点を超えるような場合は、Magentoのような最初から大規模ECサイトを想定して開発されたシステムを用いるのがおすすめです。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

これから更にワードプレスも進化し、ECの業界自体も盛り上がっていくことが予想されます。

現にWordPressの創始者のマット・マレンウェッグ氏が、これからワードプレスで成功しそうな形態に、Eコマースと言っています。

そういった点も踏まえて、今後ECサイトを新たに制作したいと思うなら、ワードプレス + Eコマースという組み合わせは選択肢の一つとして考えておいた方が良いでしょう。

まだ気づいている方が少ない分、ライバルが少ない今はチャンスです。

何故弊社がその事に気づけたかと言えば、今まで数々のECサイトを様々なシステムで作っては失敗と、成功体験をいくつも獲得し、データを集めてきたからわかることなのです。

アトラクティブガイア株式会社では、ワードプレス + Eコマースというメディア型ECサイト形態を推奨し、制作も行っております。

集客できて販売もできるメディア型のEC・WEBサイトに興味のある企業様やWEB担当者様は、一度アトラクティブガイア株式会社までお問い合わせください。

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事